山の焚き火
右腕の動脈を圧迫される日々が、しばらく続いている。
挙句の果てには右手まで痺れる始末。
まるで電気クラゲが右手に纏わり付いているようだ。それとも脳に酸素が行き届いてないのか?!
そんな奇妙な病に悩ませられながら、山積みの仕事を目前にすると気が滅入る。
だが、この忌々しい山を登らなけれ次の山は見えてこないのだ。
そう言えばジョージ・マロニー.と言う英国の登山家は
NY・タイムズ紙のインタビューで「なぜエベレストに登るのか?」という 質問に対してこの様に答えたそうだ。
『 そこに山があるからだ 』 と。
しかし、顔を蒼ざめて酸欠になりながら苦行の如く登るだけでなく、悦楽を味わいたいのが人間と言う生物。
口笛吹きながら気ままに歩き、休憩時には焚き火でもしながら自然を楽しむ。
そのような一時の悦楽にも耽りたいものだ。
そんな時、僕はARTE radio .com を聞きながら仕事と言う登山を行っている。
このラジオ局はフランスとドイツが共同で出資しているTV放送局ARTE が制作している。
日本だとNHKのような立場であろうか。
語源はフランス語とドイツ語を選択できる。音楽番組では無いので予め伝えておきます。
語学の教材にも良いかもしれない。
だが、言葉が完全に理解できなくてもイメージと思い込みを働かせれば、きっと微笑を誘うだろう。
僕もそんな感じで聞いているんだから・・・
Monde