憧れ…
それがどんな些細な物や事柄であれども、憧れる想いは日々増すばかり…
憬れとはフランス語だと『L’ambition』
上記画像はフランソワ・トリュフォー監督の初期に作られた習作。
邦題はそのままではあるが『あこがれ』
思春期の少年の心を描いた甘酸っぱくホロ苦いストーリーだ。
憧れる対象は様々だが、憧れを抱いたときは可能である範囲内では具現化するのが僕の主義。
時には無謀なことまで行ってしまうこともあるが。例を挙げるとフランスでの不法滞在生活など(苦笑)
最近だと物質的ではあるがこの様な憧れを消化する。
それは
物質とそれを使う人間がもたらすY公園での至福な時間。
上記の画像は友人のフォトグラファーH氏がその至福の時をデジタル状の真空パックに包み込んでくれた。
ここに映っているものは
自転車とシーシャ(水タバコ)そして芝の覆い茂て水辺のある風景。
そして僕
この様な時間を過ごす為には時と金は惜しまないのだ。
自転車は昔から憧れていた実用車。
中古ではあるが十分だ。
実用車とは八百屋や蕎麦屋または警官が乗っている作業車。
フランス滞在時や運河の街アムステルダムでも実用車が目に付く光景に良く出くわしたものだ。
また映画の小道具としても度々使用される。
まだまだ探せば実用車が出てくる映画はあるだろうが、僕の思いついた作品は上記の映画である。
実用車に興味がある方は銀輪道楽 というサイトにアクセスしてみればよいだろう。
憧れとは、単に秘めた思いを抱いたままでいるのと、それを叶える為に行動を起こす。
二種類の選択がある訳だが
どちらが幸福に結びつくかは、その結果を経験しないと答えが見つからないものだと思う。
抱いていただけが幸せかもしれないし、叶えたほうが幸せかもしれない。ましてはその逆もありうるだろうが。
何だか風見鶏の指針が見当違いの場所を指すような事を書いてしまったようだな。
そう言えばシーシャ(水タバコ)についてはまた近いうちに書きたいと思う。
これを燻らせながら、うたかたの日々を過ごすのが僕の休日の過ごし方なのです。
そして、映画を観て憧れた自転車
革のサドルにまたがり風を感じながら、自転車に乗って今からN玉川の花火大会にでも出かけようかな・・・
Monde